「ポートタワープロジェクト」活動レポート(「神戸のつどい」会場展示、「TOWER EXPO KOBE」展示&ワークショップ、ポートタワー内展示等)

2025.01.16

神戸松蔭女子学院大学では「神戸ポートタワー60th デザイン活用プロジェクト(ポートタワープロジェクト)」と称して、ファッション・ハウジングデザイン学科でインテリアを学ぶ学生たちが2021年度からさまざまな取り組みをしています。ポートタワーの曲線美を構成する「一葉双曲面」に着目し、それがシンプルで優れた造形であることを多くの人に知っていただこうと、身近な照明や家具、雑貨などに応用する提案を考えたり、空間演出に用いたり、さらにそれをみんなで作るワークショップなどを行ってまいりました。2024年度も神戸市港湾局、株式会社神戸ウォーターフロント開発機構、日本建築家協会近畿支部兵庫地域会をはじめとする多数の専門家団体や企業にご協力いただき、作品制作、展示、ワークショップなど多彩な取り組みを行っています。
ポートタワーが4月にリニューアルオープンした2024年。「ポートタワープロジェクト」の活動も大きく発展し、広がりを見せました。神戸にゆかりのある方々に対して、今の神戸を紹介する機会として東京で開催された「神戸のつどい」(神戸市、神戸商工会議所等で構成される「神戸のつどい実行委員会」主催)などの会場に学生有志が作成した赤くスタイリッシュなミニポートタワーを展示いただきました。新しくなったポートタワーを日本各地にアピールする象徴的な存在となりました。
またこれまでの活動が実を結ぶかたちで「神戸モダン建築祭×ポートタワー連携イベント」として11月23日・24日に行われた「TOWER EXPO KOBE」(後援:神戸市、株式会社神戸ウォーターフロント開発機構)に参加いたしました。同じメリケンパーク内にある神戸海洋博物館を舞台に、23日の「タワーサミット」会場内にミニポートタワー作品を展示し、24日にはミニポートタワーを作るワークショップ&展示を実施し、タワーを愛する多くの方に参加いただくことができました。
1月からは「神戸のつどい」で展示された赤いミニタワーがポートタワーの低層3階、エレベーターホール前に展示され、多くの方にご覧いただいています。
2024年はポートタワーとの結びつきが一層強くなった年ともいえます。今後も活動を展開し、神戸の活性化への貢献をめざします。

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