1. ホーム
  2. 学部・大学院
  3. 教育学部 教育学科
  4. 先輩からのメッセージ

教育学部 教育学科

卒業生メッセージ

子どもの成長を間近で感じられることは、何ものにも変え難い喜びになっています。

神戸市立 保育所 勤務
子ども発達学科(現 教育学科)2019年卒業
(福井県立 美方高等学校出身)
保育士になることは、幼い頃からの夢でした。現在は、担当のクラスは持たずに全クラスの保育補助を担当したり、行事の運営などをしています。子どもたちそれぞれの興味に合わせた遊びの展開や環境の工夫は、時に頭を抱えてしまうほど難しくプレッシャーを感じがちですが、学生時代に先生からいただいた「完璧でなくてもいいから」という言葉を思い出して、焦らず気持ちに余裕を持って取り組めるように心がけています。何よりも、子どもたちの成長を間近で見られることが本当に充実した時間で、この仕事の醍醐味だと感じます。どんな小さなことでも職員や保護者と連携しながら、子どもたちを見守っていきたいと思っています。

在学時の豊富な現場経験が現在の授業づくりに活きています。

神戸市公立小学校 勤務
子ども発達学科(現 教育学科) 2022年卒業
(和歌山県立 日高高等学校出身)
現在、小学校で低学年児クラスの担任を務めていますが、日頃から教材研究やスキルアップするための研修などを受けて、充実した授業が行えるように心がけています。準備した授業で、児童たちの学びが深まる様子が見て取れたり、主体的な対話が多かったときなどは、時間をかけて準備してよかったとやりがいを感じます。在学時、教育実習をはじめ教育現場で子どもと触れ合う機会が豊富にあり、そこでの経験や気づきが現在の授業づくりに役立っていると感じます。採用試験対策についても、元学校教員であった先生方が実践経験をふまえ手厚く指導してくださったほか、同じ目標をもち励まし合える仲間の存在にも勇気づけられました。

内定者ボイス

児童発達支援 りんごの木 内定

適切な支援ができる保育士をめざし、手助けが必要な子どもたち一人ひとりに向き合っていきます。

教育学科 4年
(兵庫県 神戸星城高等学校出身)

特別支援学校の先生方の子どもたちに対するサポートの素晴らしさと心の温かさに感銘を受け、支援が必要な子どもたちに携わる仕事に就くことを決めました。特別支援教育の授業では、自分の感想や意見をノートにまとめて提出し、一人ひとりに対して丁寧に返してくださる先生のコメントが、保護者とのやりとりをイメージでき、とても参考になりました。
手助けが必要な就学前の子どもたちの小学校生活での“困りごと”を少しでも軽減できるように、一人ひとりに合った支援を模索しながら、さらに学びを深めていきたいです。

教育学科を選んだ理由

母が特別支援に携わっていたことから、特別支援教育に興味をもっていました。また、保育士資格が取得できるのも魅力でした。

この科目要チェック!

「特別支援教育科目」
特別支援学校を想定した模擬授業を行います。私は、サイコロの目の数だけマスを進め、止まった駅に書いてあるミッションをやってみる「すごろく電車」という授業をしました。この教材は、オープンキャンパスでも展示されました。

ここがイチオシ!

実践的な授業
おむつ交換やミルクの作り方など、保育現場ですぐにでも実践できる授業内容です。中でも沐浴実習は、日常、私たちの年代では赤ちゃんの沐浴シーンに出会える機会は少ないと思うので、とても勉強になると思います。

大阪市(小学校教諭) 教員採用試験合格

通常級での特別支援を大切にあらゆる児童が壁を超え、ともに学べるクラスづくりをめざします。

教育学科 4年
(兵庫県立 伊丹北高等学校出身)

小学校に聴覚障がいのあるクラスメイトがおり、彼が訴えたいことを知りたくて手話を学ぶようになりました。この経験が「健常児も障がい児も壁のないクラス」を作れる小学校教諭をめざすきっかけになりました。特別支援学校では、何でも支援するのではなく、選択肢を用意し自ら選べることが大切だと学びました。
障がい児にとっては、支援級で学びを深めながら、学校生活の基盤である通常級での人間関係を作ることも重要です。大阪市の教育指針『“ええとこ”のばそ』の合言葉通り、どんな子でも“ええとこ”を伸ばせる教員をめざします。

教育学科を選んだ理由

小学校教諭をめざせる大学の中でも少人数制なので、大勢に埋もれず積極的に学べると思いました。

この科目要チェック!

「特別支援教育科目」
重度障がい者や肢体不自由児とお話ししたり、遊んだりしました。これまで「かわいそう」と思っていた自分が恥ずかしくなるほど、ポジティブな姿を目の当たりにし、意識を改めるきっかけになりました。

ここがイチオシ!

模擬授業
特に3~4年次では、教えるテクニックではなく、さまざまな児童のタイプを想定し、児童主体で考える機会が増えました。児童の立場にたって先生を見つめる大切さを学び、自身の教師像が明確になりました。