
文学部 日本語日本文化学科(現代日本語専修/日本文化専修)
黒木邦彦 准教授
そのほか、古典購読の演習も担当しています。
演習の目的のひとつは、「翻刻(写本・版本などを、原本どおりに活字に組むなどすること)「校合(2種以上の写本を比べ、本文の異同を確かめたり誤りを正したりすること)」の作業の意義を知ることです。写本を見せつつ、古典の活字テキストが出来る過程を教授していきます。
目的のもうひとつは、漢字が日本にどう受容されてきたかを知ることです。漢字の字形、意味、訓を掲載している「古字書(タイポではない)」が有益であることを述べ、画像を使用しつつ、「古字書」の引き方を教授します。最初は授業の難易度に戸惑っていた学生たちが、授業を進める中で専門書に手を伸ばすようになりました。
▲日本語の魅力を再認識!留学生との交流も
2017年4月
新学科開設